就活が始まり、企業選びをする時に参考にする情報の一つとして、平均給与・平均年収はよく挙がる項目だと思います。
今回はエンジニア志望の皆さんが志望する業界であるIT業界の平均給与ベスト10の企業について紹介していきたいと思います。
IT業界とは
そもそもまずIT業界とはどんな業界のことをいうのでしょうか。
IT業界は大まかに言えばインターネットに携わる業界のことですが、その中でも4つに分類できます。携帯ゲームやSNSなどの「インターネットサービス」が事業の柱である企業、コンピューターの中身である「ソフトウェア開発」に注力する企業、コンピューター自体やその周辺機器の「ハードウェア開発」に注力する企業、最後にこれらインターネットに関連するサービスや製品を用いて顧客の経営課題の解決を行う「システム・インテグレーション」の従事する企業の4種類です。
具体的にそれぞれ有名な企業を挙げていくと、「インターネットサービス」では楽天、ヤフー、ディー・エヌ・エーなど。「ソフトウェア開発」ではオラクル、SAPなど。「ハードウェア開発」ではNEC、富士通、東芝など。「システム・インテグレーション」ではNTTデータ、日本ユニシスなどがあります。
今回はエンジニア志望の皆さんの志望度が一番高いとかんがえられるインターネットサービス業界での平均給与ベスト10の企業について紹介していきます。
IT業界平均給与ベスト10
10位 ガンホー・オンライン・エンターテイメント(652万円)
ソフトバンクグループのオンラインゲームの運営を行う企業で、パズドラで一躍有名になった企業です。また、ソフトバンクの社長の孫正義の弟である孫泰蔵が初代社長であったことから話題にもなりました。現在はオンラインゲーム・スマフォゲームだけでなく、家庭用ゲーム機のコンシューマゲームの提供も行っています。
9位 アイティメディア(654万円)
出典 : http://corp.itmedia.co.jp
アイティメディアはIT系ニュースサイトのITmediaを運営する企業で、こちらもソフトバンクグループの企業です。現在はIT系のニュースだけでなくビジネス系のニュースサイト、Business Media誠の運営も行っています。
8位 カカクコム(664万円)
出典 : http://corporate.kakaku.com
カカクコムは価格比較ウェブサイトである価格.comを運営する企業です。創業当初はパソコンやAV機器を中心とした電気製品の価格比較がメインでしたが、現在はそれ以外にも様々な商品についての価格比較ができます。
7位 ヤフー(677万円)
Yahoo!といえば知らない人はいないと言っても過言ではないと思います。今ではGoogleと並ぶ検索エンジンとして有名になっています。また検索エンジンをはじめとしたポータルサイトの運営を主力事業としています。
6位 オリコン(678万円)
オリコンはヒットチャートを始めとする音楽情報サービスを提供する企業で、同社が発表しているオリコンチャートは日本で最も知名度のある音楽ヒットチャートです。
5位 クックパッド(688万)
クックパッドはレシピコミュニティーサイトであるクックパッドを運営する企業です。現在では180万以上のレシピの登録、月間ユーザー数が1500万人を超えているなど日本最大の料理サイトになっています。
4位 ディー・エヌ・エー(718万円)
出典 : http://engineer-intern.jp
ディー・エヌ・エーは携帯電話向けのポータルサイト兼SNSであるMobageを運営する企業である。事業内容は多岐に渡り、Mobageだけでなく、ショッピングサイトの運営、漫画雑誌アプリの運営も行っている。
3位 ブロードメディア(731万円)
出典 : http://www.broadmedia.co.jp
ブロードメディアはコンテンツ事業とコンテンツ配信事業の双方を行う企業です。現在は優良コンテンツの作製だけでなく、地上波・BS・CSなどへの提供・配信・配給、DVD・Blu-rayの製造・販売を行っています。
2位 ニフティ(758万円)
ニフティはインターネットサービスプロバイダである@niftyを運営する企業です。また@niftyだけでなくニフティクラウドや@niftyメールなどの電気通信事業を行っています。
1位 エムスリー(770万円)
エムスリーは医療従業者ためにインターネットを活用した様々なサービスを展開している企業です。 医療従業者のためのニュースサイトや医薬品情報サイト、転職サイトといったサイトを運営しています。
まとめ
この記事では就活の企業選びの気になるポイントである平均給与について紹介してきました。しかし、企業選びの際に平均給与だけで決めてしまうのはあまりよくありません。そのへんの理由やではどういったポイントに着目すればいいのかといった部分に関してエンジニア就活のコラムが参考になるので参考にしてみてください。
IT業界を目指すならエージェントを活用しよう
エンジニア就活には、IT業界・SEに強いエージェントがいます。彼らに話を聞いてもらうことで、自分が何をやりたいのか、自分が大切にしているのが何なのか、就活するうえでの軸が見えてきます。さらに、各人に合った未公開の求人情報も紹介してもらえるので、まずは気軽に相談してみましょう。会員登録や相談・セミナーなど、すべて無料で活用できます。