志望理由を考えるときに、より個性的に他の人とは違うアピールができる方法を考えますよね。ありきたりな志望動機では就活では目に留まらないかもしれません。そのためにも志望理由を魅力的に見せる必要がるでしょう。
ここでは、新卒エンジニア志望者に向けて志望理由を魅力的に見せる3ステップについてご紹介していきます。
1.応募企業の強みを知り、共感できる部分を見つける
応募企業について知ることが先決です。その企業の強みをしっかりと押さえておきましょう。企業理念、ビジョン、サービス、働き方など様々な角度からその企業についてリサーチし、自分が共感できる部分を見つけてみてください。
このときの注意点は、共感のポイントを絞ること。全ての強みに共感してしまうと、あなたの考えが薄っぺらく感じられてしまいます。
印象に残すためには例えば、「企業の将来のビジョンが自分の思い描くビジョンにマッチする」などのポイントにターゲットを絞ること。その理由付けも忘れないでください。「将来的なIT企業はこうあるべきだと考えるものと一致している」などと考えられるといいでしょう。
2. 応募企業の強みと志望理由を繋げる
応募企業の強みを押さえたなら、自分の志望動機とつなげていく必要があります。ただ、共感しているだけではダメ。だからどうなのかを明確にしましょう。
例えば、「地上で最も顧客中心の会社」が企業理念であるAmazonに応募する場合を想定してください。あなたがこの理念に共感したなら、「顧客満足を第一に考えた働き方をしたいと考えていた自分の理念と御社の企業理念が一致しました」などです。
経験値を交えて、「大学時代に接客業のアルバイトをしていました。お客様から「ありがとう」と言われることに喜びを感じたからです」などとつなげられたならなおいいでしょう。
3. 他社では実現できない理由を考えておく
また、当たり前の志望理由では、応募企業でないといけない理由付けにはなりません。共感し、自分の志望理由につなげたなら、応募企業でしかそのことを実現できないことをアピールしましょう。応募企業の唯一化ですね。
例えば、顧客満足に喜びを感じるならどの企業でも同じこと。しかし、その方法などを考えて自分がこの企業でないとどうしてもダメな理由付けを考えてみるのです。
例えば、志望企業が顧客満足を調査する上で、毎月ネット上でアンケートを取るスタイルをとっていたなら、「月に一回は顧客の生の声を確認できることに共感しました。このスタイルを取り入れている企業は調査した上では御社だけです。」などとつなげていきましょう。
他の企業ではダメな理由を明確にすることで、志望理由には強い説得力が生まれます。
4.まとめ
エンジニアの志望理由は理論的であるに越したことはありません。企業のことをしっかりリサーチし、企業の強みを抑えることが大切です。その強みに自分の志望理由を関連付けてさらに、他社ではダメな理由を明確にできれば志望理由に説得力が生まれます。
この3ステップをしっかり守れば他の就活生とは違い、目を引く存在になれるでしょう。
<参考資料>