この記事のポイント
- サーバー・インフラ系エンジニアはITシステムの土台を担う、やりがいある専門職
- システムエンジニアの平均年収は約557.6万円(令和5年賃金構造基本統計調査)で全産業平均を上回る
- 近年はクラウド移行の需要も高まっており、スキルアップの機会も豊富
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就活生の皆さんはサーバー・インフラ系エンジニアにどういったイメージを抱かれていますか?「サーバーエンジニアって何?」という方も多いかもしれません。また、「頭が良さそう」「仕事が忙しそう」「収入が高そう」などというイメージを持っている人もいるかもしれません。
今回は現役エンジニアである筆者が、インフラ系エンジニアの実際の仕事や待遇などを紹介します。
サーバー・インフラ系エンジニアってどういう仕事?
サーバー・インフラ系エンジニアっていったいどういう仕事をしているのでしょうか。まずは仕事の内容を具体的に紹介します。
インフラ系エンジニアの仕事とは?
インフラ系エンジニアは、端的に言うとシステムの土台となるネットワークやサーバー、データベースなどの構築を行うのが仕事です。
例えば
- ネットワークエンジニア:企業内外のネットワークを設計構築し、運用する
- サーバーエンジニア:サーバー機器の算定からシステム設計、構築などを行う
- データベースエンジニア:使用目的などによるデータベースの選定、設計構築などを行う
情報システムは、土台となるサーバーやネットワーク、データベースがあってはじめて、その上で動くソフトウェアやWebサービスが正しく提供できます。そういった意味で、IT分野では根幹をなす大切な仕事であると言えます。
サーバーエンジニアってどういう仕事?
ネットワーク、サーバー、データーベースと大きく3つに分かれたインフラエンジニアの役割ですが、今回はその中で特にサーバーを設計・構築するサーバーエンジニアに焦点をあてて説明します。
サーバーエンジニアの仕事は実際の仕事の流れを含めて大きく以下の6つとなります。
- 顧客ヒアリングなどによる要件定義
- 要件定義に基づくサーバー機種の選定
- 機器構成とシステム構成の設計
- 物理機器の設置 ※カスタマーエンジニアが行うケースも多い
- システム構築作業
- 構築後のテスト
また、案件によっては、顧客に納入後そのまま運用業務を担当するケースもあります。
このように、サーバーエンジニアの仕事は、単にサーバーにシステムを構築するだけでなく、顧客との折衝や設計作業など、システムの土台作りに関連して非常に多岐にわたっています。近年はオンプレミスのサーバー管理に加え、AWS・Azure・Google Cloudなどのクラウド(インターネット経由でサーバーやストレージを利用する仕組み)への移行対応も重要なスキルとなっています。
やりがいや待遇は?
システムの土台を作る重要な役割を果たしているサーバーエンジニアですが、やりがいにはどういったものがあるのでしょうか。また待遇はどんな感じでしょうか。
仕事をする上での「やりがい」は、やはりモチベーションを維持するための大切なものですよね。一般的に、「サーバーエンジニアをしていて良かった」と感じるのは以下のような時のようです。
- プロジェクトが完了した時:苦労が報われる
- 自分がシステム設計したサーバーが順調に動いている時
- トラブルが解決して顧客に感謝された時
筆者もサーバーエンジニアとして、よくトラブルなどで夜遅くまで対応した経験がありますが、やはり問題が解決すると、その安堵感や、さらに感謝されることで非常にやりがいを感じています。また、自分が設計したサーバーが順調に動くと技術的にも満足感が感じられます。
もう一つ肝心の待遇面ではどうでしょうか。厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査によると、システムエンジニアの平均年収は557.6万円となっています。国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」による全産業の平均給与は460万円ですので、システムエンジニアは約100万円上回る高収入であると言えます。サーバーエンジニアに絞ってもだいたい20代で400万円、30代で500万円程度であり、同じことが言えるでしょう。
仕事はきつい?みんな忙しいって本当?
よく「エンジニアは忙しい」「帰れなくて会社で寝泊まり」などの話があります。皆さんも聞かれたことがあるのではないでしょうか。これは、インフラ系エンジニアへの転職や就職を考えている方にとっては特に気になる問題ですよね。
インフラ系エンジニアの忙しさは、インターネット上の口コミなどを見ていると、以下のような特徴があると言えます。
- 忙しいのは事実だが、必ずしも常に忙しいわけではない
- 納期前などプロジェクトが佳境に入っている時期は非常に忙しい
- トラブルが発生すると解決するまで帰れない
このように忙しさには時期的な波があります。忙しい時期もあればそうでない時期もあるということです。もちろん、IT企業の数は多数にのぼる(総務省「令和6年版情報通信白書」)ので、企業によっては常に忙しいケースもあるでしょうが。
筆者の経験でも、やはりプロジェクトの納期が迫っているなどのタイミングや、トラブルなどの事情がない限りは、そこまで残業は発生せず、定時で帰ることも結構あります。また筆者の感覚ではプログラマーほど忙しいわけではないと思います。
先々はどんな道へ進む?キャリアパスは?
サーバーエンジニアのキャリアパスとしては、一般的には以下のような展開が考えられます。
①マネジメントなどの管理職になる
②エンジニアとしてさらに極める
③上流工程へと進む
④コンサルタントを目指す(独立起業もあり)
筆者の経験にはなりますが、一緒に仕事をしたエンジニアで多いのは、①のマネジメントか、②や③(少し区別が難しいですが)として設計構築から実際の作業までを行うようになる人が多いように思います。
特に、②③は大手のSIerになるとほぼ③で、実際の作業はせず、これに①のマネジメント要素が追加されるといった具合でしょうか。
コンサルになる方や、例えばネットワーク、データベースなど方向性を変える人はあまりいないという印象です。
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よくある質問
Q. サーバーエンジニアになるために必要なスキルは何ですか?
ネットワーク・サーバー・データベースの基礎知識が必要です。加えて、近年はAWSやAzureなどのクラウドサービスの知識も求められる場面が増えています。ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格取得から始めると、体系的な知識が身につきやすいでしょう。
Q. サーバーエンジニアの平均年収はどれくらいですか?
厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査によると、システムエンジニアの平均年収は557.6万円で、全産業平均(約460万円)を約100万円上回っています。経験やスキルを積むことでさらに年収アップが見込める職種です。
Q. 文系出身でもサーバー・インフラエンジニアを目指せますか?
目指せます。インフラエンジニアはコミュニケーション能力や論理的思考力も重視される職種で、文系出身者も活躍しています。入社後の研修や自己学習でスキルを身につけられる環境を整えている企業も多いため、未経験からでも挑戦しやすい分野です。
まとめ
インフラ系ITエンジニアとは、「IT分野でもネットワークやサーバ、データベースなど土台の部分を担当する技術者」のことで、今回取り上げたサーバーエンジニアは、システムの設計や構築を行う技術者のことです。
筆者も感じていることですがサーバーエンジニアのやりがいとしてもっとも大きなものは「プロジェクト完了時の達成感」ではないでしょうか。ちなみに待遇としては全産業の平均より高めの収入が得られるとの結果が出ています。
このようにサーバーエンジニア含めたインフラ系エンジニアは、確かに忙しいケースも多いですがそれに見合うだけの収入とやりがいの得られる仕事であると言えます。
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編集後記
編集者
エンジニア就活
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