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なぜあなたの志望動機は「通らない」のか
志望動機を書き始めたものの、内容が薄くなってしまう、書類選考でなかなか通らないと悩んでいる就活生は多いはずです。実は、選考に落ちてしまう志望動機には、いくつかの共通したNGパターンがあります。
この記事では、新卒の就活生がやりがちな5つのダメな例を取り上げ、添削例とあわせてなぜNGなのか、どう直せばいいのかをわかりやすく解説します。書類選考の通過率を上げるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
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志望動機で評価されない理由|NGに共通する3つのポイント
具体的な例を見る前に、なぜ志望動機が評価されないのか、その原因を整理しておきましょう。
採用担当者が志望動機で特に重視するのは志望度・熱意と自社への理解度です。
出典:就職みらい研究所『就職白書2025』データ集(企業調査)就職白書2025(就職みらい研究所)
裏を返せば、どの会社にも使い回せる汎用的な内容や、「なぜその企業でなければならないか」が伝わらない志望動機は、最初の段階で評価されにくくなります。
① どの会社にも使えてしまう「使い回し」になっていないか
SIerもWebエンジニア系も受けているのに、どちらにも通用する内容になっていませんか?採用担当者は「うちじゃなくてもいいよね」と感じた瞬間に志望動機を評価しなくなります。
② 「学びたい」「成長したい」だけで終わっていないか
会社の研修制度や教育制度を前面に出す志望動機は、「消費者目線」と受け取られがちです。IT志望の学生に特に多いパターンです。会社に何を与えられるかという貢献の視点が大切です。
③ 過去の経験と入社後のビジョンが繋がっているか
学生時代のプログラミング経験や制作物が、志望企業の業務とどう繋がるかが示されていないと、説得力が生まれません。自分の強みと企業の仕事を「一本の線」でつなぐことが重要です。
【添削付き】新卒がやりがちなダメな志望動機5パターン
以下では、5つのNGパターンごとに「ダメな例」「なぜNGか」「添削後の例」の3ステップで解説します。
パターン1:企業研究が不十分で「なぜ御社か」の理由がない
就活本のテンプレートをそのまま使ったような、どの会社にも使える汎用的な志望動機は、企業研究の浅さがバレてしまいます。採用担当者は「この学生は本当にうちに来たいのか?」と疑問を持ちます。
私は大学で情報工学を専攻し、インターンシップ先もシステム開発企業を選びました。大学での研究やインターンシップにおいて、開発時におけるトラブルを数多く経験し、解決しております。御社に入社後はこの経験を必ずや生かせると考え、志望いたしました。
これだけですと、「どうしてわが社なのか」の理由が足りません。大学での研究やインターンシップの経験が、なぜ「御社でこそ生かせるのか」を述べなければ、志望動機としての説得力に欠けます。企業研究をした内容を組み込むことで、「御社が自分が働く環境として最善」である理由が述べられた志望動機になります。
私は大学で情報工学を専攻し、インターンシップ先もシステム開発企業を選びました。大学での研究やインターンシップにおいて、開発時に陥りやすい点を数多く経験し、克服しております。御社はITエンジニア向けの教育サービスを提供していることから、この経験を生かして受講者に役立つ教育メニューを提供できると考え、志望いたしました。
※上記の例文は業種のイメージです。各企業について研究した上で、あなた自身でアレンジすることが必要です。
パターン2:待遇面を優先し、会社に貢献する姿勢が見えない
多くの就活生が志望する企業では、より自社の成長に貢献できる人材が採用されます。このような企業の場合、福利厚生などの待遇の良さが志望動機になる人はまっ先に落とされてしまいます。
御社はさまざまな休暇制度や手当など、福利厚生が充実しております。残業を抑える方針もあり、御社で働けば仕事もプライベートも充実すると考えております。充実した人生を送るために最適と考え、御社に応募いたしました。
待遇そのものを志望動機に述べるのが誤りとは言い切れません。しかしESでも面接でも、記入スペースや面接時間は限られますから、待遇の良さを前面に押し出す必要性は低いです。どうしても待遇の良さを述べたい場合は、仕事の進め方(=会社への貢献の仕方)などと組み合わせると良い志望動機になります。
御社はさまざまな休暇制度や手当など、福利厚生が充実しております。残業を抑える方針もあり、短い時間で高い成果が求められる環境であると考えます。御社は厳しい環境ですが、自らを鍛えるためには最適と考え応募いたしました。
パターン3:自己成長の起点が「研修制度・教育制度」のみで、受け身姿勢
真面目な就活生こそ陥りがちなのが「教えていただく」という姿勢。学生の間は勤勉と褒められますが、会社は学校のように「仕事を教えてもらう」場所ではありません。教育制度があったとしても、会社にとってそれは未来への投資なのです。研修が終わった後は、自身で戦力になる姿勢が見えないと、ダメな志望動機の代表になってしまいます。以下の例を見てみましょう。
御社は、教育制度が大変充実していると伺っております。新入社員から管理職まで手厚い研修があることを魅力に感じました。さまざまなことを教えていただけることで、安心して業務に臨めると考え、応募いたしました。
もし従業員の大半が「教えていただく」といった受け身の姿勢を取ったらどうなるでしょうか。誰も教えられる人がいなければ、その企業は他社から技術的に遅れを取ることになってしまいます。基本的に、社会人のスキルアップは自身の責任範疇になります。従って教育制度を志望動機に挙げる際には、自ら学ぶ姿勢を含めることが必要です。
御社は、教育制度が大変充実していると伺っております。このことは私にとって、自分ひとりでの学習では気づかない視点が得られるものと考えます。教育制度で得た知識や技術も含めて自ら学び取り、業務に活かしたいと考えております。
パターン4:結論から書いておらず、前置きが冗長
ビジネスの現場では、簡潔に情報伝達することが重要です。従って社内での会話はもちろん、就活においても結論から話すことが求められます。以下の例は、最後まで聞かないと結論がわからない内容です。せっかちな面接官なら、いらいらしてしまうかもしれません。
私の姉は病院の看護師であり、仕事で多忙な日々を過ごしています。一方で私はインターンシップにおいて、複数のシステム開発に携わり、現在でも現場で使われています。私が御社に入社し、働き方を効率化できる製品を作れば、現場の人が楽になる。そんな思いを御社で実現したいと考えるようになりました。このようにIT技術で医療現場の効率化に貢献したいということが、御社を志望した理由です。
このようなケースでは、結論を最初に持ってくるとわかりやすくなります。以下の例は語順を変えただけですが、説得力は格段に上がっています。
御社を志望した理由は、IT技術で医療現場の効率化に貢献したいと考えたためです。私の姉は病院の看護師であり、仕事で多忙な日々を過ごしています。一方で私はインターンシップにおいて、複数のシステム開発に携わり、現在でも現場で使われています。私が御社に入社し、働き方を効率化できる製品を作れば、現場の人が楽になる。そんな思いを御社で実現したいと考えております。
パターン5:内容が首尾一貫していない
志望動機に限らず、内容が首尾一貫していない主張や説明は、信頼性や説得力を大きく損ねます。一心不乱に話すと、話の最初と最後で意味が変わってしまう場合はありえます。このため、話すポイントは事前に整理しておきましょう。
以下の例は、ダメな志望動機の代表的ともいえる例です。
御社は経営が安定していると伺っております。とりわけ経営状態のよいうちから積極的な人員整理を行うことで、経営の悪化を防ぐ点に興味を持ちました。御社では安定して働けると考え、応募いたしました。
もし投資家が投資先を選ぶという観点で見れば、上記の理由は納得いくかもしれません。しかし従業員となる立場から見ると、経営が安定していることと、雇用が安定していることは異なります。上記にあげた企業は従業員の査定に厳しい企業であり、短期間で成果をあげられる人を求めているわけです。従って、この観点で志望動機を作成しなければなりません。
御社を志望した動機は、私が短期間での開発が得意であることが主な理由です。私はインターンシップにおいて、納期まで4週間程度のシステムを複数件開発してきました。入社後はすぐに成果をあげなければならない厳しい環境ですが、短納期で開発した実績を生かせると考えております。成果がダイレクトに給与に反映されることも魅力的な点です。
自分に合う企業がわからない方へ
NGを避けても、「そもそも何を軸に企業を選べばいいか」で悩む方は多いです。
評価される志望動機の書き方「3つのステップ」
志望動機は思ったことをそのまま書けばよいわけではなく、企業に対してあなたの熱意が伝わるように書く必要があります。あなたがどれだけ高い意欲を持っていても、企業に伝わらなければ意味がありません。
NGを避けるだけでなく、採用担当者に「この学生は欲しい!」と思われる志望動機を書くための構成術を紹介します。
まず知っておきたい「PREP法」とは?
PREP法とは、「Point(結論)→ Reason(理由)→ Example(具体例)→ Point(結論の再提示)」の順で伝えるビジネス文書の構成フレームワークです。
ビジネスの現場では「結論から先に伝える」ことが基本とされており、志望動機でも同じ原則が求められます。「採用担当者に3秒で伝わる書き方の型」と覚えておきましょう。
この型を志望動機に当てはめると、以下の3ステップになります。
【結論】仕事を通じて何を成し遂げたいか
例:「私はクラウドインフラの領域で、医療・物流など社会基盤を支えるシステムの設計に携わりたいと考えています」
【根拠】なぜその目標を「その会社」で達成したいのか
例:「御社がAWSを活用した大規模インフラ構築で国内トップクラスの実績を持ち、設計フェーズから関与できる体制があることを説明会で確認しました」
【貢献】入社後、具体的にどう活躍するか
例:「大学でのチーム開発経験で培ったコミュニケーション力と、インターンで習得したインフラ構築の基礎知識を活かし、入社初年度からプロジェクトに貢献します」
この3ステップが論理的につながっているかどうかが、評価される志望動機の最大のポイントです。書き終わったら「3つのステップが一本の線でつながっているか」を自分でチェックしてみましょう。
【状況別】そのまま参考にできる!志望動機の例文集
以下の例文は、あくまで「構成の正解例」として参考にしながら、自分の経験や志望動機に合わせてアレンジして使ってください。
例文①:ITエンジニア職を志望する場合(理系・プログラミング経験あり)
私がITエンジニアを志望するのは、大学で学んだPythonを使ったデータ分析の経験から、ITの力で業務課題を解決することへの強い興味が生まれたからです。御社はWebアプリ開発を中心に、幅広い業界のシステム構築を手がけており、技術力を磨きながら社会貢献できる環境に魅力を感じました。大学時代に4人でチームを組んで開発したWebアプリが実際に学内で使われた経験を活かし、入社後は要件定義から参加できるエンジニアを目指します。
▶ 「なぜITエンジニアか」「なぜこの会社か」「入社後どうするか」の3つが揃っているかを確認しましょう。
例文②:学生時代の経験を軸にする場合(文系・IT関連の経験あり)
御社を志望したのは、私がハッカソンで培ったプロトタイプ開発の経験を、実際のビジネス課題の解決に活かしたいと考えたためです。文系学部ながらも独学でHTML/CSSとJavaScriptを学び、学祭の広報サイトを一から制作しました。この経験から、ゼロからものを作る面白さを実感しています。御社が未経験からエンジニアを育てる体制を整えていることは知っていますが、私自身も自己学習を継続しながら、早期に即戦力として活躍できるよう努めます。
▶ 「なぜIT業界か」というきっかけとなった体験を、具体的に書くことが重要です。
例文③:未経験からIT業界に挑戦する場合(文系・非IT学部)
私がIT業界を志望するのは、アルバイト先の飲食店で「もっとこのオペレーションをデジタル化できれば」と感じた経験がきっかけです。文系出身でプログラミングの知識は限られていますが、論理的に物事を整理して人に伝える力には自信があります。御社のSEにはコミュニケーション能力が不可欠と伺い、この強みを活かせると感じました。入社後はプログラミングの勉強を並行しながら、まずはブリッジSEとして現場と開発の橋渡し役を担い、着実にスキルを積み上げていきたいと考えています。
▶ 「なぜIT業界か」を日常のエピソードで説明し、文系ならではの強みをITの仕事にどう繋げるかを示しましょう。
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IT業界・エンジニア職に強いアドバイザーに無料で志望動機を見てもらえます。
まとめ:自信を持って志望動機を語れる自分になろう
志望動機は、あなたのこれまでの経験と、その会社の未来をつなぐ大切なメッセージです。
今回紹介した5つのNGパターンを避けながら、「結論→根拠→貢献」の3ステップを意識して書けば、説得力のある志望動機に近づけます。
まずは1つ、自分の言葉で書き直すことから始めてみましょう。書いて、見直して、ブラッシュアップを繰り返すことが、内定への近道です。
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