この記事のポイント
- 理系の院卒・学部卒どちらが有利かは企業によって異なり、一概には言えない
- 学部卒は2年早く社会経験を積めるが、院卒は専門職へのアクセスや初任給で優位な場合がある
- インターン参加は、院進学・学部就職どちらを選ぶ場合でも早めの行動が鍵になる
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理系学生誰もが迷う「院進学」と「学部卒就職」。どちらがいいと一概には言えませんが、両者のメリット・デメリットを整理し、あなたの進路を決めていきましょう。近年はDXや生成AI活用が加速する中、どちらの選択肢にも新たな可能性が広がっています。
院卒と学部卒、就活で有利なのはどちら?将来への影響を比較
「学部卒よりも院卒が有利」「院卒の方が希望職種・希望部署に配属されやすい」このような噂を耳にすると思いますが、この点は企業によって異なるというのが答えで、一概にこうであるという答えはありません。
初任給など、待遇面のスタートに差はあれど、その後の昇進・昇給には「◯◯卒」といった学歴は関与しない場合がほとんどです。厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和4年)によると、修士了者の初任給は約24万円台で、大学卒の約22万円台と比較して高い傾向にあります。
学部卒就職の場合
院卒と比べ、2年早く社会に出る学部卒。学生時代の2年と、社会人・ビジネス現場での2年は大きく異なります。入社後の2年で、院卒入社の同年代と大きな差をつけることもできますし、若いうちにチャレンジできる機会が増えます。
また、学部卒の学生に対しては企業側もある程度「教育」「育成」の期間・機会を設けています。「もう少し勉強したい。けれど時間的・金銭的なことを考えると院に進学するほどでもないかも…」と迷いながら就活をして、結果的に「働きながら勉強もできる!」という環境になる人も多くいます。
「なぜ院に進学しないのか?」この問いにさえ答えることができるなら、企業側からもマイナス点をつけられることはないでしょう。
院卒就職の場合
特に大企業でみられる傾向で、特定の専門職は募集時点で「院卒対象(修士対象)」となっている場合があります。
初任給も院卒のほうが高く設定されている場合が多く、豊富な知識と高いスキル、専門性が求められています。特にDXやAI・クラウド活用を推進するIT・製造業では、院卒の専門性が即戦力として評価されるケースが増えています。自分の勉強してきたことと、企業が求める人材像が一致するかを見極めていれば、就活は片手で数える程度で終わってしまう人も多くいます。
また、就活を経験し、一足先に社会人になっている同学年がいるということで、広い視野でゆっくりと自分の将来と向き合う時間を持つことができるのは院卒のメリットでしょう。
現時点で働くことをイメージできているか?
理系学生は研究に学生生活の大半を費やしているため、社会経験どころかアルバイト経験もない学生も多くいます。しかし、研究に勤しんでいても「学校推薦」がもらえるケースが多く、就職自体には困らないという人もいました。
しかし、「学校推薦」は学校と企業の信頼関係で採用枠を抑えているため、一般の学生と比べると企業側の期待値が大きく、プレッシャーに感じてしまう人もいます。また、実際に「仕事」になった場合、これまで通りに自分の能力を生かせないという先輩たちが多くいます。
違う分野にチャレンジしてみるのもいいですし、自分の得意分野を仕事にした時、自分はどう感じるタイプなのかを見極めるという点でも、エンジニア学生にはインターンの経験をオススメします。生成AIやクラウドを実務で触れるインターンも増えており、院進学・学部就職どちらを選ぶ場合でも、早めの行動が鍵になります。
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編集後記
院進学か学部就職かの選択に正解はありませんが、どちらの道でも「早めに動いた人」が有利になるのは確かです。
インターンや個別相談を活用して、自分らしいキャリアの第一歩を踏み出してみてください。
編集者
エンジニア就活 編集部
ITエンジニアを目指す就活生に向けて、求人情報・選考ノウハウ・業界研究など実践的なコンテンツを届けています。
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