この記事のポイント
- 体育会系出身者はSEとして必要な体力・コミュニケーション能力・勝負強さを兼ね備えた素質がある
- 上下関係でのコミュニケーションの巧みさは、先輩・上司との信頼構築に直結する武器になる
- IT知識は入社後に習得できる。DX需要が拡大する今、体育会系の強みを活かせるフィールドは広がっている
体育会系・文系からのIT就活をサポート
エンジニア就活に無料登録しよう
まずは無料で登録して、あなたに合った求人を探してみましょう。
SEとして大成する人物像というと、情報系の大学や専門学校を卒業し、プログラミングやIT知識の習得にだけ力を注ぎ、眼鏡をかけている理系の学生、というイメージが強いのではないでしょうか?
長年IT企業の人事担当として多くの学生を見てきた私の意見は少し違います。確かに、そのような情報系の学生は入社後にいきなり即戦力になれる、優秀な人材です。
しかし、体育会系の部活動やサークルで命を燃やしてきた、いわゆる体育会系キャラの学生にも、非常に見るべきところがあります。
ここでは、体育会系の学生がSEとしてどのように大成するのかについて、見ていきたいと思います。
体力があるのはとても大事なこと
まず、体育会系学生の最も素晴らしい点は、体力があるということです。
SEの仕事は、はっきり言って体力勝負です。一歩間違えばブラック企業と言われても仕方がない激務になることも多く、そんな時に体力がある学生は大変頼りになります。
納期間際は毎日終電になることもありました。ただし、近年は働き方改革の推進によりIT企業全体で労働環境の改善が進んでおり、こうした極端な激務が常態化している企業は以前より減っています。それでも繁忙期の体力的なタフさは依然として大きな強みになります。
時には、職場で夜を明かすこともあります。また、システムトラブルが発生した際には、トラブル解決のめどが立つまで帰れません。
夜間作業というつらい仕事もあります。システムのメンテナンスは、たいてい月曜日の利用者が少ない早朝2時頃から明け方の間に行われます。
システム運用維持グループで仕事をする場合、月一回、もしくは二回のペースで、この夜間作業が割り当てられます。
大体夜9時ころに出社し、メンテナンス作業を終えた後、早朝6時くらいに始発で帰ります。その日と次の日は当然休みになりますが、若い頃しかできないキツイ仕事です。
体育会系の学生は体を鍛えていて丈夫ですから、このような激務も難なく乗り切ってしまうことでしょう。
礼儀正しく先輩後輩付き合いを大事にしがち
体育会系の学生の特徴として、目上の人にはとても礼儀正しく、後輩を大事にするということがあります。
目上の人に対しては絶対服従で挨拶などもしっかりしており、上司や先輩社員の扱いが上手です。また、自分が先輩にかわいがってもらったら、それを後輩に返すというルールが体育会系の社会にはあるようで、後輩も大事にします。
これは、SEに限らず、仕事をする上で非常に大事なコミュニケーション能力です。
若い学生は、入社すると同期とばかりつるんで、飲み会で上司と全く話さないなどという人も中にはいます。それは、若い人同士の方が話も弾むでしょうし、楽しいでしょう。
しかし、上司や先輩社員と仲良くしておかなければ、SEとしての仕事のテクニックを教えてもらうこともできませんし、人脈もつながりません。
同期同士の結束を固めることも大事ですが、上司や先輩とのつながりがないと経験者からのアドバイスをもらうことはできないのです。
その点、体育会系出身の学生は、先輩あしらいが上手で、すぐにかわいがられるようになります。飲み会では「先輩!」と先輩社員や上司の後を慕い、二次会の手配や飲み物の注文などをきちんとやってくれます。最後にラーメンをおごってもらうことも忘れません。
そして、いつのまにか先輩社員や上司の弟子のような存在になり、いざという時に助けてもらえるのです。そして、その先輩後輩のつながりを、次の後輩にもつなげます。
体育会系学生の、上下関係のコミュニケーションの取り方のうまさは、こちらが感心してしまうほどです。
IT就活の軸をプロと一緒に整理しよう
無料の個別就活相談を予約する
体育会系の強みをどう活かすか、一緒に考えます。
負けそうな時にここぞという時に発揮する勝負強さはさすがである
体育会系学生のここぞという時の勝負強さには、驚かされます。
例えば、もうこの仕事は納期までに間に合わないというギリギリの状態に置かれた時に、体育会系学生の勝負強さが発揮されます。
体育会系の学生が、納期直前の最後の最後というところで力を振り絞って何とか納期に間に合わせてしまうのを、何度か見たことがあります。
体育会系の学生は、とても負けず嫌いです。試合に負けたくない!という強い気持ちがあり、土壇場で底力を発揮するのかもしれません。
納期に間に合わない=試合に負けたということなのでしょう。
もともと体力と強い精神力を持っていますから、それに負けず嫌いの気性がプラスされて、勝負強さにつながるのかもしれません。
また、体育会系学生の勝負強さは、相手がある勝負事の際にも威力を発揮します。他のチームよりも早く仕事を仕上げたい、プレゼンで他の候補者に負けないように良い報告をしなければならないなどという時は、強いです。また、同期と競わせても、なかなか勝負強いものがあります。
負けず嫌いというのは、とても大事なことです。人に負けたくないという強い気持ちも大事ですが、何より自分に負けたくないという強い意思が、ストレスフルなSEの仕事を続けていくために重要なのかもしれません。
逆にこれはダメだと思った体育会系学生とは?
体育会系学生のことを褒めまくってきましたが、中にはダメな体育会系学生もいます。
そもそもIT系が向いていない学生です。
考えること・工夫することが苦手なタイプです。
SEの仕事はとにかく仕事量が多く、何百ページという設計書を作る、何千ステップというコーディングをするなどということはざらです。
そんな大量の仕事をこなす際に、力づくではいけません。綿密に計画を立てたり途中途中で軌道修正をしたりしなければ、うまくいかないのです。
しかし、そんな一見膨大で力仕事に見えるけれども繊細な対応が必要な仕事に対し、見事に何も考えずに突っ走る体育会系の学生がいます。
いきなり何も考えずに書き始める、端からコーディングし始めるわけです。腕っぷしがあるので力づくで片付けてしまおうというのでしょうが、その量を腕っぷしで片付けられるわけはありません。
結局、最初の方から軌道修正が必要になり全直しなどということも多く、とても困ります。何でも勢いと力づくで片付けようとし、頭で何考えない体育会系学生もいるということです。
よくある質問
Q. 体育会系出身でもSE・ITエンジニアになれますか?
なれます。SEに必要なのは技術力だけでなく、体力・コミュニケーション能力・粘り強さなど体育会系が持つ強みが直結するスキルも多くあります。IT知識は入社後の研修や自己学習で習得できるため、文系・体育会系出身でも十分活躍できます。
Q. IT就活で体育会系の経験はアピールになりますか?
なります。納期に向けた粘り強い取り組みや、チームでの協力・上下関係でのコミュニケーション力は、面接で高く評価されます。「ガクチカ」として部活・サークル経験を語る際は、困難を乗り越えたエピソードと、そこで得たスキルをIT業界でどう活かすかを結びつけて伝えましょう。
Q. 体育会系学生がIT就活で注意すべき点はありますか?
「根性と勢い」だけで突き進まないことが大切です。SEの仕事は計画性と論理的思考が求められるため、面接でも「考えながら動く力」をアピールできると効果的です。体力や粘り強さに加えて、課題を整理して取り組んだ経験を具体的に伝えましょう。
まとめ
体育会系の学生には、SEとして大成するだけの良いものを持っている人材が数多く存在します。もし、体育会系活動を頑張っていた学生が、IT系の知識や技術に自信がなくIT業界へ就職することをためらっているのであれば、背中を押してあげたいと思います。
もちろん、勉強することは必須です。しかし、体育会系で根性をつけてきたのであれば、困難な勉強も乗り切っていけるのではないでしょうか。DX(デジタルトランスフォーメーション:業務や事業をデジタル技術で変革すること)推進でIT人材の需要はますます拡大しており、体育会系の強みを持つ人材が活躍できるフィールドも広がっています。
SEを目指すならエージェントと話をしよう
エンジニア就活には、IT業界・SEに強いエージェントがいます。彼らに話を聞いてもらうことで、自分が何をやりたいのか、自分が大切にしているのが何なのか、就活するうえでの軸が見えてきます。さらに、各人に合った未公開の求人情報も紹介してもらえるので、まずは気軽に相談してみましょう。登録や相談・セミナーなど、すべて無料で活用できます。
プロに相談してSE就活を突破しよう
無料の個別就活相談を予約する
自分に合った企業選びや選考対策を一緒に考えます。
編集後記
編集者
エンジニア就活
ITエンジニアを目指す就活生に向けて、求人情報・選考ノウハウ・業界研究など実践的なコンテンツを届けています。
就活生の疑問や不安に寄り添いながら、日々コンテンツを更新しています。










