5.TECH-BASEでの大変さとその克服
■TECH-BASEで遭遇した困難
プログラミングに関しては他言語の経験があったとはいえ、些細な悩みは頻発していましたね。笑
文字化け解決するのに三日間要したり、全角スペースのエラーでメンターに焦って質問したり笑
チームで活動していく上でも、苦労したことはたくさんありました。
ここでは二つあげます。
(1)プレゼンテーション
TECH-BASEでは先ほども記述した通り、スタートアップ・フォローアップ研修・修了式の三回、出社することになっています。出社したら、チームの現状とチームで決めた今後の戦略、方向性を各チーム発表します。発表に対しての評価は会場にいる参加者が各チームを評価し、投票する形になります。
このチーム発表が私たちのチームの弱点であり、私の最も苦手としている部分でした。
チームメンバーは基本的に全員真面目なので、カリキュラムの進捗自体は他チームに比べて良かったです。しかしメンバー全員が発表に対して苦手意識があるせいか発表本番では、気づいたら全員が自信のない表情で発表をしていました。
他のチームとそのリーダーさんはプレゼンテーション力が高いので、そのレベルの差で負ける分には仕方ないと思うのですが、自信と本気があるかの項目で評価をいただけなかったのは悔しい思い出ですね。
他のチームも基本的にリーダーがプレゼン仕切っていたのですが、皆さん本当に人前で立って説明するのが上手だな、と思ったのが私の感想です。結果的にスタートアップとフォローアップ研修での発表は6チーム中最下位でした。
その発表ポイントが大きく響いて初日から私達のチームは最下位で、その状況が一ヶ月近く続きました。
ただし、あまり結果のことで意気消沈してもモチベーションが下がるだけなので、その時は割り切ってまた明日から頑張ろう!という感じでしたね。
凄いショックだったけどね〜笑
(2)信頼関係の構築
TECH-BASEは直接会わなくてもオンラインを使用してリモート形式で参加できるのが、忙しい学生にとって最大のメリットです。
ただし、オンライン上だけのやり取りだと信頼関係の構築に一定の限界があるとは感じていました。
チーム内のやり取りはチャットツールを使用するのですが、私自身、文章の組み立てが苦手なので、チャットするのがあまり好きじゃないんですよね〜。 メッセージ送るなら電話してくれみたいな笑 例えば、私のラインには通知が山ほど溜まっています。笑 まだ返信していない友達いたらごめんなさい!
なので、チャットツールだけでメンバー同士の信頼関係を構築して、チーム方針を決めたり、全てのプログラミングのエラーのデバックをしたりするのは私には難しいと感じていました。
また、開始日のスタートアップで初めてチームメンバーを知るので、まだお互いの関係はただの知り合いです。
最初の1週間こそチームの活動は活発ですが、開始してから日数が経過しプログラミング課題の難易度上がってくると、TECH-BASEのモチベーションは右肩下がりになる可能性があります。
だからこそどうやって信頼関係を構築させていくかが課題の一つでした。
■困難を乗り切るために取り組んだこと
(1)プレゼンテーションについては事前に集まって全員でプレゼンテーションの内容やスライドの作成を行いました。
私たちのチームはカリキュラムの進捗が比較的良い方なので、最終的には全員が企画構想書を作成し、それに基づいて各自がオリジナルのwebサイトを制作する段階まで進むことができました。あとは制作したサイトの概要と今までの取り組みをどれだけ言語化し、全員の前で自信を持ってプレゼン出来るかが重要なポイントでした。
プレゼンテーションの直前には時間を計測しながら全員でリハーサルを行いました。
基本的に練習を重ねれば、自然と自信も湧いてくるはずなので、ひたすら練習でしたね。
(2)信頼関係を構築させるためにTECH-BASE開始後、3日目には勉強会兼食事会のアンケートを取りました。
TECH-BASEでプログラミングを習得するよりも前段階で、信頼関係を構築させないとチームは必ず崩壊すると思っていたので、まずは直接会って勉強会をすることにしました。
その後、メンバーと話し合った結果、週1の頻度で過半数集まったら勉強会を開くことにしました。勉強会は直接会ってお互いの状況を共有しあうことに意義を感じていたので、好きな時間に参加して、好きな時間に帰る。プログラミングをやらなくても喋るだけでも良い、そんな勉強会を毎週開催していました。
そのような環境が出来上がってくると、信頼関係も自然と構築されてくるので、チームとしての結束力も高まります。
また、信頼関係が一旦構築されると相談しやすい雰囲気を作ることが出来ます。
そうすると、プログラミングでエラーが出たりして詰まったときにすぐにLINE上や勉強会内で共有してくれるので課題の進捗状況が改善されますし、進捗状況が良くなればモチベーションも上がってプログラミングをやるのが楽しくなって来ます。
この状況が折り返し地点にあたる八月上旬には出来上がっていたので、後は修了式までメンバー全員で突き進むのみでした。
結果的に直接会っての勉強会は計10回ほど開催したので、同期の中では最多だったのではないかなと思います。
6.修了式!そして就活面談
(1)(2)の取り組みの結果、優勝することができました!!
まさか優勝するとは思っていなかったので、驚きもありましたし、ホッとしたというのが正直の感想です。
TECH-BASEで得られたこととしては、まずはプログラミングスキルです。
私にとって今年の夏休みは、長期エンジニアインターンにTECH-BASEとプログラミング漬けの夏休みを送ることができました。
また、プレゼンに関して最初の最低評価から最終プレゼンでは最高得点を獲得できた点を見ると相手に伝わるプレゼンテーション能力を身につけることができたのかなと感じています。
ただし、制作していたサイトが最後まで完成しなかったことに悔いが残ります。
私は訪日外国人が日本国内の観光地を評価し、シェアするサイトを作成していましたが、結局最後まで完成させることができませんでした。なので、この中途半端なサイトはrailsを使って再度作り直そうかなあと考えています。
切磋拓務してくれた二期の他チームのメンバーとこのような機会を提供してくださったTECH-BASEの運営している方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
修了式を終えると就職活動に向けての個別面談があります。
面談では「どういうエンジニアになりたいのか?」という問いに対して即答することができませんでした。
就活に向けて即答出来るまで自身のキャリアプランについて考えるのが現状の課題です。ただし、就活の準備はしつつも、私らしく好きなことには引き続きチャレンジし、追求して行きたいなって思っています。
7.ITやプログラミングに興味がある学生に向けて
私はプログラミング学習やエンジニアインターンをするために様々なオンラインサービスを比較し、利用してきました。
今はプログラミング学習を無償または、低価格で提供するサイトや企業が増えてきたので、意欲さえあれば誰でもプログラミングを始めることができます。
具体的にプログラミング学習には、大きく分けて二つやり方があると感じています。
- WEB上の学習サイトを利用して独習する
- 有償/無償のプログラムに参加する
(1)WEB上の学習サイトを利用して独習する
こちらは例えば、Progateやドットインストールが挙げられると思います。
Progateは環境構築が不要でクラウド上でプログラミング学習ができ、ドットインストールに関しても環境構築の手順を動画で丁寧に解説してくれているので、プログラミングの初心者の方にはオススメのサイトかなと個人的には思っています。
ただし、独学で学習していくとわからない部分が出てきたときに、相談する人がいなかったりして詰まってしまう可能性が高いです。
そうなると、モチベーション維持するのが難しくなってきます。
私も最初、独学で始めたのですが、半年間の間で何度挫折したことか!笑
(2)有償/無償のプログラムに参加する
こちらもプログラミング学習サービスを提供する企業が増え、内容やサポートも充実しています。
ただし、有償のプログラミングスクールに通う場合、一つのコースの受講で数万〜数十万かかるので、学生にとっては高額な費用を払わなければなりません。
なので、お金に余裕がなくプログラミングに興味がある学生は特に企業が提供しているプログラムに参加するのがオススメだと思います。
中でもTECH-BASEインターンは他と違って以下の特徴があります。
- 完全無料
- 学生なら誰でも参加可能
- チームで協力する類まれな仕組み
- チームだからモチベーションが保ちやすい
- 随時フォローに加えて週2〜3回の即時オンラインサポートつき
- 就活のプロが監修だから就活まで徹底サポート
- プログラミングだけでなくビジネスで活躍するスキル全般が身につく
私の意見ですが、学生しか受けられないサービスは積極的に参加すべきだと思います笑
プログラミング学習を始めたいという方は、TECH-BASEへの参加をおすすめします。