この記事のポイント
- 年配者の扱いがうまい人は良い人脈を得て出世しやすい。それはSEの世界でも同じ
- コミュニケーション能力と技術力・勉強習慣の両立が、SE出世の共通パターン
- 文系出身でも、人付き合いと自己研鑽を続ければSEとして十分に活躍できる
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どんな業界でも、年上社員のあしらいがうまい人は、良い人脈をゲットして出世しやすいものです。そして、それはSEの世界でも同じです。
ここでは、私が過去に見てきた年配者の扱いがうまい社員の出世物語と、そこに隠された秘密についてお話ししたいと思います。DX(デジタルトランスフォーメーション:業務や事業をデジタル技術で変革すること)が進む現代のIT業界でも、技術力と人脈の掛け合わせが活躍の鍵になっています。
いろいろなグループの上長と仲が良いGくんの出世物語
あるグループにGくんという子がいました。彼は非常にコミュニケーション能力が高く、同期はもちろん職場の上司や先輩社員と非常に仲良くしていました。
お酒が大好きで飲み会に率先して参加し、飲み会番長でした。とにかく、飲み会に周りの人を誘いまくります。もちろん、人を飲み会に誘ったら、相手を退屈させないように絶妙なトークで場を盛り上げます。
人と関わることが大好きで、先輩にかわいがられておごってもらうのもお手の物、逆に、後輩におごってあげることも忘れません。とにかくとてもいい奴なのです。
そんなGくんは、当然のように出世街道をまっしぐらに進みました。仕事に関しても、なかなか優秀です。もともと有名大学出身だったのもあり、実力は兼ね備えていました。毎日遊び歩いていると思いきや、意外と家で勉強しているようで、IT知識や技術をどんどん身に着けていました。勉強の仕方も上手でした。時間を上手く使い、ツボを押さえて勉強しているので無駄がありません。
また、自分が目指す方向性を早くから決めていたのもポイントだと思います。彼が配属されたグループは、大手IT企業にありがちな昔からの顧客が古くから利用し続けている、いわゆる時代遅れのシステムを運営するグループでした。
彼は、そんな時代遅れのシステムを維持する仕事の中でも、得るべきものを得ようとしました。時代遅れでも、システム維持のノウハウを学び取ることができます。
そして、彼が得た最も大きなものが、そのグループの上司でした。その上司はグループ内でも名物社員で、そのシステムを一から開発したのも彼ですし、面白くて愛嬌があって誰からも好かれる人物でした。若干「クセがスゴイ」部分はありましたが、Gくんはそんな上司の下で多くのものを得たのだと思います。
それから、いろいろなグループを経験し、実力があったのもありますが、人脈も駆使して良い仕事を任されるようになります。そして、とんとん拍子に出世して、今や会社の重鎮として活躍しています。
総務のお姉さま方から強力な人脈を得たKさんの出世物語
Kさんは情報系の出身ではなく文系出身ですが、入社当時からとても優秀な女性でした。彼女もGくんと同じようにコミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐに仲良くなれる力を持っていました。というか、Gくんの後輩で、子分のようにいつも飲み会についていく存在でした。
Kさんのすごいところは、若い女性なのに年配者の受けが非常に良いことです。そして、Kさんは女性を味方につけるのがうまく、特に総務のお姉さま方を味方につけたのが勝因だったのではないでしょうか。
総務の人を味方につけると、実は仕事がやりやすいのです。フロア内で良い席を優先的に割り当ててもらったり、足りない備品を早く手配してもらったり、直接仕事に有利になるわけではありませんが間接的にとても頼りになります。スペックの良いパソコンを優先的に割り当ててもらえれば、仕事の効率も上がります。職場の環境の良し悪しは、仕事への影響が大きいものです。
総務には、派遣のお姉さま方が多く常駐しています。Kさんはそのお姉さま方といち早く仲良くなり、女子会をよく開催していました。また、前述したGくんたちと、いろいろなグループを巻き込んだ飲み会をよく開催してもいました。そして、○○グループの○○部長や、△△グループの△△課長など、普通に働いていれば決して話すことはない、とてもえらい人たちとの強いパイプを得ることとなりました。
これらの偉い人たちとの人脈を取り持ったのが、何を隠そう総務のお姉さま方でした。派遣とは言え、総務のお姉さま方はずいぶん昔からこの会社の総務で働いています。中には、長い派遣期間を経て、会社に直接雇用されて正社員になった人もいます。
そんな彼女たちは○○部長がまだ駆け出しでやんちゃをしていた頃や、△△課長が仕事に失敗して上司に怒られてめそめそしていた頃まで知っています。そんなお姉さま方を味方につけていたからこそ、このような偉い人たちともすんなり仲良くなれたのです。
そんな人脈があることを知っていたわけではないでしょうが、Kさんは総務のお姉さま方の強い後押しを受け、今では同期の中の誰よりも出世してしまいました。
年配者の扱いがうまいあいつが出世した秘密とは?
GくんとKさんの出世物語を見てきましたが、彼らが出世していった秘密はもうわかったでしょうか?
彼らの共通項は、人付き合いをいとわないということです。というか、もともと人付き合いが大好きなタイプなので、人と関わっていくことに苦労を感じないタイプなのでしょう。人が好きで人を集めてワイワイやるのが好き、けれども、相手に必要以上に踏み込むことなく、相手への気遣いを忘れないという点も重要です。
そして、二人ともとても優秀です。裏ではしっかりと努力をしています。どちらも、情報系出身ではありませんでしたが、資格試験の勉強や仕事に必要なIT知識についてしっかりと勉強していました。近年は生成AI(文章・画像・コードなどを自動生成するAI技術)など新技術の登場も続いており、自ら学び続ける姿勢はますます重要になっています。
また、二人とも時間の使い方がとても上手でした。あんなに飲み歩いていながら、どこで勉強しているんだと他の同期は言っているようでしたが、上手に空いた時間を利用しているのでしょう。勉強すると決めたら集中して勉強する、そして、必要な分野にのみ絞るということも重要です。
ドラマのように、偉い人の腰ぎんちゃくになって口先だけで世の中を渡り歩き、他の同期を汚い手を使って蹴散らす、などということは実際にはそうそうできません。出世するということは、自分に実力がなければ成し遂げられないことです。仕事の実力もそうですが、人付き合いも実力のうちということが言えるでしょう。
よくある質問
Q. SE・エンジニアとして出世するために最も大切なことは何ですか?
技術力とコミュニケーション能力の両立です。いくら技術が優れていても、社内外の人間関係を円滑に築けなければ、良い仕事を任される機会は限られます。逆に、人脈が豊富でも実力が伴わなければ信頼は続きません。この2つを同時に磨いていくことが、SEとして出世するための近道です。
Q. 文系出身でもSEとして活躍・出世できますか?
できます。記事で紹介したKさんのように、文系出身でも高いコミュニケーション能力と学習意欲があれば十分に活躍できます。IT知識は入社後に身につけることが可能で、むしろ顧客折衝や社内調整など文系的なスキルが強みになる場面も多いです。
Q. 新卒のうちから人脈を作るにはどうすればいいですか?
まずは社内の飲み会や交流の場に積極的に参加することが第一歩です。相手への気遣いを忘れず、自分から話しかける姿勢を持つことが大切です。また、総務や他部署の方々との関係も大切にすることで、思わぬところから良い情報や機会が生まれることもあります。
まとめ
年配者の扱いがうまいと出世しやすいということは、実際にはどういうことかわかっていただけたでしょうか?ただ、年配の偉い人について回っておべんちゃらを言うだけが出世の方法ではありません。
周りから慕われるような人柄を振りまき、仕事も頑張り勉強も頑張ることが必要だということです。もし、そんな同期がいたら、良さそうな行動を真似してみてはいかがでしょうか。
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編集後記
編集者
エンジニア就活
ITエンジニアを目指す就活生に向けて、求人情報・選考ノウハウ・業界研究など実践的なコンテンツを届けています。
就活生の疑問や不安に寄り添いながら、日々コンテンツを更新しています。










