エンジニア職のESで落ちたら見直そう!IT系企業でエントリーシートが通過しない原因3選

就活が始まると様々な選考に直面します。人によって得意不得意があるかもしれませんね。あなたにとって苦手な選考、複数回受けても通過率の悪い選考はありますか。この時期特に注意しておきたいのが、エントリーシート(ES)での落選が続く場合です。ESは就活の選考における最初の関門であり、通過しなければその後の面接に進めないというケースがほとんどです。実際に企業の方と面接をすることすらできないと、少し悲しい気持ちになりますよね。

そこで今回は、ES選考に苦戦している方に向けて、原因と対策をまとめました。ここで紹介する要素は一次面接以降の選考で有効なものも多いので、ESの提出前、面接を受ける前にもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

エンジニア採用ではESの基本をおさえておけばOK

まず大前提として、ESで確認されているポイントというのは企業によって異なります。そしてあくまで傾向ではあるのですが、エンジニア職やIT系企業の採用においては、特別ひねった対策や文章構成は必要とされません。

あくまで基本の部分が抑えられていたら残りは面接で確認することができますし、何より大切な「実務で成果を出せそうな人材であるか」どうかは面接で確認できる要素の方が多いからです。

もし皆さんがエントリーシートの選考が上手くいかないと悩んでいるのであれば、基本的な選考の仕組みを理解することで簡単に状況が変わる可能性が高いです。本記事に書いてあることを見直して、もう一度戦略を立て直してみましょう。

ES落ちが続いてしまう理由3選

エンジニア職の選考でエントリーシートが通過しない原因は大きく分けて3つあります。

・人気企業ばかりを選んでエントリーしている
・文章の書き方がわかりにくい
・志望動機の内容が適切ではない

順番に解説していきますね。

人気企業ばかりを選んでエントリーしている

エントリーシートが通らなかったときはつい書いてある文章の内容が悪かったかどうかに目を向けがちですが、実は落ちた理由はもっと外側にあることもあります。それは比較的人気の高い企業ばかりにエントリーをしているからエントリーシートが通過しない、という可能性です。実は毎年多くの就活生がこの状況に陥っています。

例えば、以下は某大手企業が総合職に内定を出すまでにどれだけの人数が次の選考に進めているかというものを可視化しています。

エントリー 40000

ES提出 8000

ES通過 2000

筆記試験合格 400

一次面接通過 200

二次面接通過 100

三次面接通過 50

最終面接合格15

もちろんこれは一例ですし、選考途中での辞退や並行して行う複数の選考パターン等を一切考慮していない参考数値だと思ってください。しかし、就職情報会社が発表している人気企業ランキングで上位に位置する企業等だと実際にこのくらいのエントリー数、ES提出数になることもあります。

一般的には、就活生に人気の高い企業でも採用枠の絶対数はそれほど多くありません。まして、IT系企業やエンジニア職に絞ると採用枠は限られてくるでしょう。就職活動は多くの学生が一斉に動くため、相対的な評価要素が大きくなってきます。人気企業では採用の倍率も非常に高くなり、優秀な学生がこぞって応募するため、特に初期選考の通過率は目を見張るほど低いことがあるのです。

新卒採用における求人と学生の需給バランスは「有効求人倍率」という指標で確認することができます。2018年時点で1.88倍、これはざっくり100人の学生に対して188件の求人がある状態を指しており、いわゆる「売り手市場」を表す高い数値に見えます。しかし、企業の従業員規模別に数値を確認すると事情はかなり変わってきます。従業員300人未満の企業では9.91倍、5000人以上の企業では0.37倍と大きく差があるのです。

エントリーシートに3社、4社と次々に落ちてへこんでしまっている時は、まず自分が選考を受けている企業群を見直してみましょう。もしも大手企業や人気の高いベンチャー企業などばかりを志望している場合、それはあなた自身の能力というよりも外的要因による部分が大きい可能性があります。

文章の書き方がわかりにくい

エンジニア職に求められる適性の一つに論理的思考力があります。プログラムに相対する際、しっかりと考えて課題を解決できるか、そのための方策を論的に導くことができるか、といった要素は仕事を進めていく上で重要になります。ESにおいて自己PRや志望動機といった形で文章をアウトプットする上で、文章の書き方があまり適切ではない場合、あなたの持っている良さがうまく伝わっていないかもしれません。

わかりにくい文章を書いてしまっている際の最も大きなデメリットは「しっかりと読まれないまま選考に落とされる可能性が高い」という部分です。前述の人気企業ほどではないにしろ、ES選考を設けている企業の採用担当者は比較的大量の選考書類を捌いています。一枚のESを読むのにかけることができる時間というのはそれほど多くはありません。

もちろん一人ひとりと向き合いたいというのが企業側としても本音の部分ですが、実際に面接で会って話せる人数には限りがあります。こういった事情を考えると、ESの文章を一度読んでしっかりとその人物像が浮かび上がる文章を書くことはとても重要な要素であることがわかります。

これはインパクトのある変わった文章を書きましょうということではありません。繰り返しになりますが、一度読んで内容がわかりやすい構成・文章にする必要があります。

ESにおいてわかりにくい/読みにくい文章には例として以下のような特徴があります。

(構成面)
・結論がわかりにくい
・結論から書きはじめていない
・一文が長い

(文法面)
・誤字脱字がある
・略語や学生言葉を多用している
・敬語表現が間違っている

一般的に文章のミスを訂正する時には下の文法面でなにかしらの瑕疵があることが多く、実際に就活生が気にしているのもこの部分だと思いますが、現実的にESが落ちる原因を考えた場合、上の構成面でのミスが大きいです。

結論ファーストで書くのは鉄則

自己PRであれば、PRしたい自分の強みについて答える。志望動機であれば、その企業を志望した理由について答える。こういった一問一答が成り立っていない文章のままESを提出してしまっている人は意外に多いものです。

一読した時のわかりやすさを大切にするのであれば絶対に外せないのが「各項目は必ず結論から書き始める」という部分。これはESだけではなく面接の受け答えでも活きますし、入社後もビジネス応対の基本として習得しておくべきものです。

自己PRやガクチカにおいてはこれを守って書けている人も多いのですが、志望動機の欄でこれを守らず、自分が会社や事業に興味をもったきっかけからつらつらと書いてしまうパターンは多くの就活生が陥ってしまいます。文字通りですが、あくまで志望動機を聞かれた際に最初に答えるべきなのは「その会社を志望している理由」であり、「志望するに至った過程やきっかけの話」はあくまでそれを補完する要素にすぎません。

一度も読んだことのない文章をじっくり読むのと、ある程度結末がわかっている文章を読むのとでは、読むスピードや各箇所の理解度に差が出てきます。そしてESは基本的に採用担当者にとって初めて読むあなたが書いた文章であり、初めて接するあなたを如実に表す文章でもあります。

冒頭で言いたい事を簡潔にまとめておくことで、採用担当者がストレスなくその先を読み続けることができる状態をつくることはとても大切です。面接においても同様で、自己PRであれば「私の強みは〇〇です」と最初に回答してからその根拠へと話を進めることで、「この人は〇〇についての話をしている」という前提が採用担当者の頭に浮かびます。一読した時のわかりやすさは結論ファーストで書けているかどうかに大きく影響されるのです。

一文が長くなりすぎるとそれだけで読みにくい文章に

ついついESを複数書いていると、〆切に追われ見直すことなく提出してしまうということも起こってしまいます。そんな時に発生しやすいのが、読点を一切うたずに長々と続けてしまい、切り所のわからなくなってしまった文章です。

一文一義という言葉もあるように、一つの文章の区切りにこめられるメッセージは一つが限界です。「私の強みは〇〇です。大学時代、飲食店のアルバイトでこの強みを発揮しました」と書くところを「私の強みは〇〇で、大学時代は飲食店でアルバイトをしていたのですが、そこでは……」というように延々と区切らない文章を書いてしまう人も少なくありません。こうなると一層、その文章で言いたいことは伝わらないですよね。

繰り返しになりますが、一読した時にわかりにくさを感じてしまう文章はES選考の通過が難しくなってしまう要因の一つです。何文字、という目安があるわけではありませんが、他の人に提出前に読んでもらうことで、読みづらい部分の指摘を受けるのが良いでしょう。

志望動機の内容が適切ではない

適切ではない、というと物騒にも聞こえますが、簡単に言うと「内容が薄いのではないか」ということです。自己PRやガクチカは自身の経験を元にするため比較的オリジナリティを発揮しやすく、内容が薄いという事態は発生しにくいです。しかし、志望動機はどれだけ企業について知っているかという部分が如実に文章に表れてしまうため、特に対面で選考をしないESでは差がつきやすい要素の一つなのです。

例えばある就活生が大手IT系企業に提出した以下の文章をみてみましょう。

(NG例)
インターネットサービスを提供している会社で、サービスの向上やシステムの開発を行いたかったので貴社を志望しました。小学生の頃からインターネットで貴社のサービスに触れてきて、非常に楽しい時間を過ごす事ができたことがとても印象に残っています。その楽しさを次の世代に伝えていく立場になりたいと思ったのが理由です。また企業理念と自分の考えがマッチしている部分が多く、自分で考えたことができそうで、自ら進んで仕事をしていきたいからです。

結論からいうとこの就活生はES提出時点で不合格になっており、次の選考に進むことができませんでした。例文を一読して理がわかるでしょうか。

もちろん制限文字数が少なく、情報を盛り込みづらいという側面もあるでしょう。色々とツッコミどころの多い文章ですが、ここでは「情報が全く整理されていない」点に絞って解説します。

そもそもこの志望動機の肝、質問への回答となるのは「サービス向上/システムの開発を行いたいから」という部分です。だとすれば、次に続けなければならない要素としては以下のものがあるでしょう。

・なぜその会社でその仕事をしたいのか
・その会社のサービスの内どの部分に興味を持ったのか
・システム開発では具体的に何をしたいのか
・自分がそこで活躍できるといえる根拠

もちろん、インターネットの世界でサービスに興味をもったきっかけは大いに語られていますし、厳密に不要な要素ではないのですが、上記4点無しにいきなり自分のエピソードを語られても、「ただ何となくうちの会社に興味があったんだろうな」という感想しか抱くことができません。面接では口調や身振り手振りで伝えられそうな熱意すらも、文章上では伝わりにくくなってしまいます。

あくまで採用活動の一環で聞かれている志望動機ですので、「この学生は採用したら自社で活躍してくれそうだな」と採用担当者に思ってもらうことがゴールです。志望企業のサービスが如何に好きか、どれだけ昔から知っていたかについて長々と語ることの論理的意味は薄いと考えましょう。

アピールしている強みが企業にマッチしていない可能性も考える

エンジニア職に求められる資質として、自己学習がしっかりできるか、そのための主体性はあるか、というポイントがあります。つまり、こういった主体性を発揮したエピソードをもとに自分の強みをアピールできれば、ESのみならず選考通過に繋がりやすいのです。新卒の就職活動ではある程度総合的な力や伸びしろ等が判断されるのですが、ことエンジニアで未経験者の採用においては適性の部分も強く見られます。

主体性、論理的思考力、あるいはITコンサルタント寄りのエンジニア職では協調性やリーダーシップといった能力も強みとして合致するでしょう。一口にエンジニアと言っても、どんなエンジニアを目指すかで必要とされる資質が少しずつ異なってきます。また、同じエンジニア職でも、企業によって必要としている人材のタイプが全く異なるというのはよくあることです。

例えば、ミスなく慎重に物事を進めるのが得意だ、という人が開発スピードや新規プロダクトのリリース速度、回転数を重視する企業に応募してしまうと、それだけでミスマッチになってしまう可能性もあります。一方で、インフラ系の仕事では一つのミスが命取りになってしまう慎重な運用を求められるケースもあり、こちらでは歓迎される資質となるでしょう。

これはひとえに、ベンチャーだから、大手だから、という企業の規模で括ることのできない話です。しっかりとその会社の情報を集め、自分の持っている強みと合致しているかを確認しておきましょう。あまりにもかけ離れている場合は、ESのタイミングで適性が無いとみなされてしまうことも多くなるでしょうし、そもそも入社後に不幸なミスマッチを生んでしまいます。自分の特性をしっかりと把握する、という広い意味での自己分析が大切になってきます。

またエンジニア就活の各企業ページには、企業がどのような人材を必要としているか「求める人物像」という欄がありますので、自身の強みとの相関性も確認してください。


求める人物像

■IT業界で頑張っていきたい気持ちがある
■コミュニケーション能力がある
■ロジカルな思考を持っている

その他の細かいマナー面にも気をつかえているかどうか

ESが落ちる原因として細かいマナーの部分を上げる人も多いですが、ここまでの文章面に気をつかった上で、はじめて気にするものです。どちらかというと既に選考に移っている人たちは、マナー面での不備はどこかのタイミングで修正していることが多いのではないでしょうか。

とはいえ、全く無関係というわけではないので、就活生に多いパターンを大まかに解説していきます。

■回答欄の広さに対して空白が目立つ
制限文字数が設けられている場合は、8割~9割程度の文字数で回答することを心がけましょう。ネット上のフォームに入力する場合は基本的に何文字かの設定がなされているはずです。もしも部分的に自由記述の枠があれば、他の欄で要求されているのと同じくらいの分量で記載することを意識すると良いと思います。

(手書きの場合)
IT系の企業ではネット上のフォーム入力でES提出が終了するパターンも多いですが、それゆえに手書きのESでのマナーに苦戦する方も多いかもしれません。ここではミスをしやすいポイントについて解説します。

■黒のボールペン、万年筆以外のペンで書いている
書類に記入する際は、黒のボールペンか万年筆を使っておきましょう。一部分を目立たせようと色ペンや蛍光マーカーを使うことを推奨する人もいますが、基本的には控えておいた方が無難です。また、鉛筆やシャープペンシル、そして熱で消えるタイプのボールペンで書いてしまうと、第三者による書き換えが可能になってしまいます。ESではこういった、書き換えが可能な筆記用具の使用を控えておいた方が良いです。

■修正液、修正テープを使っている
履歴書も含む手書きの書類では、上記黒のボールペンを使用するにあたり書き損じも発生してしまいます。基本的には修正液や修正テープの使用は好ましくないとされています。こういった部分の煩雑さもあり、IT系企業においては手書きESの採用率は徐々に下がってきているのですが、仮に手書きのESを要求された場合は念頭においておきましょう。

ES選考では基本だけおさえ、面接で熱意を伝えられるように

ESは選考においてかなり初期のタイミングで実施されることが多いため、面接よりも深い部分を確認されることはほとんどありません。奇を衒う表現をするのではなく、しっかりと基本の部分を見直すことで格段にESの通過率はあがるはずです。今回あげたNG例に該当していないかもう一度チェックした上で、エンジニアとしての就職活動を成功させられるようにうまく調整していけると良いですね。

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